言葉

広告のコピーから考える「人を動かす言葉」とは

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人を動かす言葉

わたしがほぼ毎日乗る電車、京阪電車。その京橋駅に掲載されている広告を見て「言葉」について感じたことを書いていきたいと思います。

2種類の広告を比較してみた

数ある駅ナカ広告の中で、気になる広告を2種類紹介したいと思います。

まずは・・・

関西外大の広告。

関西外大広告

関西外大広告

『語学のその先へ。』

このコピーで、何を受け取りますか?

わたし、全然イメージできなくて・・・

この広告を見るたびに、「語学の先に何があるんだろう?」「何を伝えようとしているんだろう?」ってずーっと思っていました。

一方、こちらの広告は京急電鉄の広告。

京急広告

京急広告

『都心へビュン。京急!』

めっちゃわかりやすくないですか?

「すぐ行けるんだ」「早いんだ」「便利なんだ」ってことが一瞬にしてイメージができます。

これにより、東京行き=新幹線と思っている人に、「飛行機もアリかも」って思わせることが狙いだということがとてもよく伝わります。

人を動かす言葉

2種類の広告のコピーを比較しましたが、どちらのコピーも抽象度が高く、直接的な言葉を使っていません。では、同じ抽象度の高い言葉でなぜこんなにも伝わり方が違うのか?

それは、イメージができるかどうかだと思います。

イメージする

 

その言葉を見て、あるいは聞いて、明確にイメージができると

「へ〜」「そうなんだ」「確かに」「なるほどね」「いいな」「好き」

といった感情を抱かせることができます。心が動いた、反応したというわけです。

心が動けば記憶にも残りやすいですし、行動へもつながりやすいでしょう。

人を動かす言葉というのは、人の心を動かす言葉。それには「イメージができる」ということが大きなポイントになるのではないでしょうか。

ただし、イメージができるといっても、人によって違うイメージを受ける言葉では意味がありません。

十中八九同じイメージができる言葉である必要はあります。

そういった意味でも、京急電鉄のコピーの「ビュン」という擬音語はすごくわかりやすいですよね。

その一言で「早い」ということがイメージできてNiceだと思います。

ターゲットに訴求する言葉を選ぶ

どうしてもイメージができなかった関西外大の「語学のその先へ。」というコピー。

ホームページも見てみました。

関西外大ホームページ

関西外大ホームページより

う〜ん、まだわからん。

さらにページを探してみると・・・

外国語学部は英米語とスペイン語の2学科を置き、両学科とも国際関係、国際文化、言語の3コース制を採用しています。教学のキーワード「語学の、その先へ。」を具現化できるとともに、将来のキャリア形成に応じた「学び」が可能です。必修科目ではインターネットを通じた授業外学習支援ツールを導入し、教育効果の向上・充実に努めています。また、留学先で専門分野を学習するために必要な語学力のほか、思考力、表現力、リサーチ力の育成にも力を入れています。本学、そして海外留学先での学修や異文化体験……。これらの相乗効果で鋭敏な国際感覚を備えた「次世代の国際人」が育つよう、多様な工夫を凝らしています。 関西外大ホームページより

なるほど・・・そういうことね。

単に語学を学ぶだけでなく、海外での学修や異文化体験を得て「国際人」になることを言っていたのか・・・

七星
ここまで読み込まなわからんコピーってどうよ

と思ったわたしは夫に聞いてみました。

七星
関西外大の広告のコピーが「語学のその先へ。」って書いてるんやけど、これだけで何が言いたいのかわかる?
そうだなぁ・・・
学術的な語学を学ぶだけでなく、コミュニケーションがとれるよってことが言いたいんじゃない?

 

えーーー、何ですぐにわかるのーーーーー!!

この質問に対する夫の答えは

大学が求めている人のレベルだよ。このコピーでイメージができない人は来なくていいってことだよ。

って・・・・・

確かに、、、確かにそうかもしれませんよ。でも、

ガーン

ガーン

 

夫の言うことも正しいのです。

広告を打つにはターゲットを設定しているはず。

そのターゲットに訴求できる言葉を使わなければ意味がないのですから。

わたしは受験生でもなければ、受験生を持つ親でもないし、語学には全くと言っていいほど興味はない。そんなわたしは関西外大にとってターゲットではないわけです。

誰にでも響く言葉ではなく、必要としている人にグッと伝わる言葉を用意したってことでしょう。

であれば納得のコピーです。

というより、意味がわからんからってホームページまで見させるというところは、ある意味「記憶に残るコピー」なのかも・・・

それが戦略? なわけないか。

まとめ

広告のコピーにせよホームページやブログで使う言葉にせよ、ターゲットを決め、ターゲットの方がイメージしやすい言葉を選ぶことが重要です。

人や仕事を動かすのは「言葉」。

ターゲットとする人がどんな言葉に反応するのかを常に考える必要がありますね。

駅構内の広告や電車内の広告には人を動かす言葉のヒントがいっぱいありますので、気をつけて見てみると面白いですよ。

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七星 奈津子

七星 奈津子

ブログ集客の専門家eSQUARED株式会社
ブログ集客プロデューサー/ライター/コラムニスト。 読者(消費者)との関係をつくり、集客や販売につなげる発信で5年10年後もお客様に愛される会社・お店づくりのためのメディアづくりをサポートしている。 これまで発信してきたもの、持っているコンテンツをわかりやすく見やすい形に編集してコーディネイトすることを得意とする。またコミュニケーションの中で、その人の中にある光るもの・強みを引き出すことも得意。 講座や個別サポートでは、その人ならではの魅力を引き出し、わかりやすく伝わりやすい言葉にして発信するお手伝いをしている。
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