2017年4月6日に開催された第50回ビジネス朝飯会大阪(BCO)。
『アメリカ人には理解できない「ご縁」という日本の最強ビジネス法則』
の著者、釣島平三郎氏をゲストにお迎えし講演をしていただきました。
講演の内容
講演の内容に関しては、世話人である聖美さんがFacebookで投稿してくださったものをみていただければわかると思いますので、以下に添付いたします。
アメリカで17年間ビジネスをされていた釣島先生が冒頭でお話しされた、
日本人の「ご縁」、アメリカ人の「ネットワーキング」
の内容で、常日頃SNSなどで友達申請と共に「ご縁に感謝します」といった類のメッセージが送られてくることに違和感を感じていたことがすっきりしたような気がします。
SNSで繋がっただけの人に「ご縁に感謝します」ってメッセージをもらって、「こんなの縁って言うの?縁ってなんだろ?」って思っていたので…。
だから、そういったメッセージをいただいても、わたしからは「ご縁」という言葉は一切使いませんでした。というかよう使いませんでした。
釣島先生曰く
ご縁が、
自分で意図的にむすびつけたのではなく、「サムシング・グレートの見えない力」により、待っていれば「何かのご縁で」頂戴するものと受動的に考え、ソフトで温かみのあるハートの働き
であるのに対し、
ネットワーキングは
「効率的に人脈をつくろう」と能動的・積極的に行動を起こし、「目に見える物理的な繋がりばかりみて、その裏にある“人の計らい”を超えたこと」には注目しない
だそうです。
だよねだよね。わたしはわたしの感覚を信じていこう!
徳は才に勝る
約1時間の講演で一番響いたのが「徳は才に勝る」という言葉。
どんなに知識をつけて技術を磨いても、人間的に魅力がなければその知識や技術は活きてこないということを最近よく感じます。
知識や技術を磨くためのノウハウやテクニックが世の中には蔓延しています。
でもそれを活かすにはそのための「心」が大事だなって思うのです。
それって、昔々親や学校の先生から教えてもらったり、家族という人間関係の中で自然と学んできた「挨拶」や「感謝する心」であったり「他人を思いやる心」だったりするわけで。
物質的な豊かさを我先にと求めてきた結果、そういった「心」の部分が置き去りになっているような気がしないでもないと感じる今日この頃。
なので、【徳は才に勝る】という言葉がとても心に沁みたのだと思います。
ご縁をいかすのも、徳があってこそだと思いますしね。
最後に
講演後はご参加の方との記念撮影。恒例の「ズワイガニ」で良い笑顔^^
ところで・・・
実はですね。
大変失礼ながら、わたくし講演中ウトウトと居眠りをしておりました。(スミマセン><;)
それでも「今日の講演はとてもよかった!」と交流会中に言っていました。
あ、ちなみにわたしは心にないことは一切言葉にできないタイプなので、本気でよかったと思ったのです。
ノウハウ系のセミナーが多い中、こういった人として大事なお話しというのはとても心に響きます。居眠りしてても心に入ってくるぐらいに^^;;
そうそう・・・
ご縁って、自分がこの世に生を受けた理由をしっかり捉え、そこに全うしていたら自然といただけるものだそうですよ。それをつかむかどうかは自分次第ですけどね。
先生のご本、購入させていただきましたので、改めてまた勉強させていただきたいと思います。

七星 奈津子

最新記事 by 七星 奈津子 (全て見る)
- まずは自分を知ることから!選ばれる理由をつくるヒント - 2017年8月9日
- いったい何が書きたいの?〜伝わる・読まれるブログの書き方〜 - 2017年8月8日
- まずは敵を知れ!車の購入をめぐる攻防から見る『伝わる・読まれるブログ』の書き方 - 2017年8月4日
この記事へのコメントはこちら