先日、夫と焼肉を食べに行ってきました。
大阪、中でも京橋近郊は焼肉の激戦区!(らしい)
いつも行く焼肉屋が予約できなかったため、新規開拓してきました。
この記事の目次
京橋・京松蘭(きょうしょうらん)
行ったのは、ネットで「京橋No.1」と評判の松蘭 京橋店、又の名を京松蘭と呼ぶお店。
口コミサイトに書いてあったのが、
金曜日の夕方に電話し、1時間後の18:30の予約があっさり取れたので、本当に京橋No.1なの?と疑ってしまいましたが、お店についたら行列が・・・
どうやらわたしたちの予約は最後の1席だったようで、じゃんじゃんかかってくる電話にお店の方が「9時過ぎなら予約できます」と対応していたのを聞いて、奇跡の1席だったのです。(おおげさな・・・)
京松蘭のメニュー
メニューは2種類だけでした。
京松蘭コースとレディースコース。肉の内容は同じで、若干レディースコースの方が種類というか量が少な目だという。コース編成は、塩焼き、タレ焼き、ホルモンにキャベツとキムチ、ご飯とスープ。肉の内容はその日の仕入れによって違うとのことで、完全お任せ。
焼肉屋でアラカルトが選べないお店は初めてだったので、ちょっとびっくりでした。
お肉がくるのを待ちながら、夫と「好きなお肉が選べるのと、こうやってコースで決まったものが出てくるのとどっちがいいのかなぁ?」なんて話していたので、コースだけにするメリットとデメリットを考えてみました。
コースonlyにするメリット
お店側のメリット
- 新鮮でおいしいものを提供することができる
- ストックの種類を減らすことができる
- まとめ買いで単価をおさえることができるため、低単価で提供ができる
- 売上が予測しやすい
- こだわりやオススメだけを食べてもらえる
- 話題になりやすい
といったところでしょうか?
お客側のメリット
- おいしいお肉が頼まなくても出てくる
- 焼肉通でなくてもカッコがつく(笑)
- 明瞭会計ができる
- おいしいお肉がリーズナブルに食べられる
って感じかなぁ?
コースonlyにするデメリット
お店側のデメリット
う〜ん・・・何だろ?何かあるかなぁ?
ちょっと思いつきません。お店側にデメリットはないような・・・
お客側のデメリット
- 好きな部位が食べられない
- 種類・量ともに選べない
ぐらいかな?
これもやっぱりあまり思いつかない・・・
選べないのはお客様のニーズに応えていない?
お客側からのデメリットとして「好きなお肉が選べない」ということを書きました。
わたしたちも、「やっぱりお肉を選べる方がいいよね〜」なんて会話をしていました。
でも考えてみると、「お肉が選べない」ということは、一見お客様のニーズに応えていないように感じるかもしれませんが、焼肉を食べに行くときって、「今日はロースを食べにいくぞー」とか「今日はミスジが食べたい」というようにピンポイントで考えていないと思うのです。
お客様が求めているのは「おいしいお肉」です。
だったら、おいしいお肉をお店側がしっかりと選んで、「今日はこれがおいしいからこれ食べな!」と提供するのは、お客様のニーズを捉え、最大限の価値の提供をしているのかも・・・と感じました。
そこそこのお値段を出せば、お肉の品質はどこも同じぐらいのものを提供してもらえます。
だとすれば、どこで他との差をつけるのか・・・
- タレ
- 店の雰囲気
- 種類の多さ
- お酒の種類
一般的に考えられるのはそんな感じでしょうか?
そこに「選べない」という選択肢が入るもありなのかも・・・
選べない=お店厳選のお肉だけを食べるから、「おいしい」と評判になる。
そして、おいしいという評判が人を呼ぶ。
という方程式が成り立つというのも納得です。
まとめ
選べないのも選ばれる理由になるなかなか面白い気づきでした。
これも何かに活かせるかも・・・ですね。
ちなみに、今回行った「松蘭 京橋店」はこのランキングサイトの1位。いつも行く店というのは3位のお店です。激戦区で生き残るためには、味以外の選ばれるポイントも持っているのでしょうね。
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七星 奈津子

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