最近「素敵だな」と思う人に出会うことが多い。
ビジネスの勉強をしていたとき(今でも常に勉強中ではあるが)、自分の目標を明確にするために参照枠を見つけなさいと言われたことがある。
要は、目標とするモデルを見つけなさいということ。
「TTP(徹底的にパクる)」なんて言葉が流行っていたころのこと。
参照モデルを徹底的にパクれというわけ。
さて、困ったぞ。
当時のわたしには「参照枠」が全く思い浮かばなかったのだ。
そしてここからが問題。
参照枠が思い浮かばないわたしは、それを素直に認め、なぜ浮かばないかを掘り下げることをせず、適当な人を適当な理由をつけて「参照枠」として目標設定してしまったのだ。
参照枠として選んだ人は当然成功されているお方。そのような方のようになれれば良いとは思う。
でもそんなの上塗りの目標であり、当然のごとく達成されるわけがない。
ニセモノの目標なのだから・・・・
そんなことを繰り返してきたわたしが、最近「素敵だな」と思う人と出会うことが多くなってきたのだ。
その方たちと話していると、理由もないのになぜだか涙がほほをつたうことがある。
発せられる言葉一つ一つから、その方たちの大切にしている想いや生き様が見える。自分自身への絶対的信頼も窺える。
ていねいに選ばれた言葉は、特別なことを言っていなくても美しい。
これこそが「言葉を紡ぐ」ということだ。
ていねいに言葉を選ぶということは、相手を思いやる気持ちがあるからできること。
相手を思いやる気持ちは、自分への揺るぎない信頼があるからこそ生まれるもの。
『言葉を紡いで未来をデザインする』
自分で考えたコンセプト。この意味をもっと意識して活動をしていこうと決意。
表面的な言葉ではなく、経験に基づいた生きた言葉をていねいに選び、紡いでゆこう。

七星 奈津子

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