毎月やっているセミナーの一つに
3ステップでできる!「伝わる・読まれるブログの文章」セミナー
というものがあります。
伝わる文章を書きたい!って方が集まってくるのです。(←当然だけど)
今回は、このセミナーでの出来事を含め伝わる文章を書くために考えることを書きたいと思います。
伝わらない理由
このセミナーでは、「あなたの文章が伝わらない理由」というお話もします。
その中に
- 伝えることが明確でない
という項目があるのですね。
その説明をしている時、参加くださった方はみなさん

うんうん、そうだよね〜。
伝えたいことが明確でないと伝わるわけないよね。
わかるわかる〜。
て感じで大きく頷かれていらっしゃいます。
その後は伝わる文章の構成を説明し、実際に自分で文章を書くための骨格作りをワークシートを使ってやっていただくのですが・・・
伝わる・読まれるブログの骨子作り
このようなシートに書き出してもらいます。
付箋に書くというのがまた意味があるのですが、その話はまたにして・・・
一番最初に書いていただく項目。
「伝えたいことは何ですか?」

・・・・・・・・・・
10分ぐらいでこのワークを終わるつもりだったのに、10分たってもみなさん一番目の質問の欄が空白のまま。

あらま。。。
伝えることを明確にすること
実はこういったことは珍しくありません。
書くのが苦手だからセミナーに来てくれているわけですし、ここが明確になっていない人が多いのです。
それを実体験していただくことで、しっかりと伝えるべきことを考えていただくきっかけとなればと思ってやっているワークです。
セミナーで理論だけ聞いていても、自分ごとになりませんからね。
ワークをすることで、

いやん、わたし伝えるべきことが明確じゃなかったやん。。。
と気づくことで初めて真剣に考え出すわけですから。
伝えることを明確にした後に考えること
伝えるべきことが明確になれば、あとは相手をどう口説き落とすかを考えるのです。
子どもの頃、何か欲しいものがある時、それを買ってもらうために親にどう言えばいいか考えた経験、ありませんか?
闇雲に「買って」って言っても「あかん!」って一撃されるだけ。
いつ言おうか、どうやって言おうか、どうすれば話を聞いてくれるのか、どんな条件を出せば納得してくれるか等々。
あれと同じ。
家計を握っている奥様に「車を買い換えたいな」「パソコンが欲しいな」「時計が欲しいな」って言うタイミングを狙っている旦那さんも同じ心境かな?
新しい冷蔵庫が欲しいけど、旦那さんにどうやって言い出そうかな〜と思っている奥様も同じですね。
でもこれらは、伝えるべきこと「買って欲しい」が明確だからその手段を考えられるわけです。
その目的が明確じゃなかったら?
相手を余計にイライラさせてしまうかもしれません。
「もー、長々といったい何がいいたいの!!」
ってね(笑)
伝えたいこととは
伝えたいことって、そんな難しく考えなくても良いのです。
例えば、「めっちゃ綺麗な夕日を見て感動したからみんなにもシェアしたい!」というのも立派な伝えたいこと。
でもそれを明確にしていなければ、その日1日の出来事をツラツラ書いてしまったりします。
日常のことを書くにしても、単なる日記になるか何かのメッセージになるか。
伝えたいポイントを明確にするかどうかで変わってきます。
メッセージであれば読者にとって有益な情報であり、共感や親近感、好感を持ってもらうこともできるでしょう。
でも日記は・・・・ ね。
自分のノートに書いておいてくださいませね(笑)
まとめ
伝わるブログ、読まれるブログを書くために一番最初に考えないといけないことは
「伝えたいことが何なのか?」
ということ。
当たり前のことだけど、明確になっていない人が多いです。
今一度考えてみてくださいね。
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七星 奈津子

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